ビジネス4

週刊ダイヤモンド 2018/2/10

企業も個人も生死を分けるAI格差

 

以前にも投稿したが、ブロックチェーンがIT革命以来のインパクトをもたらすなら、AIは産業革命以来の破壊力をもたらすのではないか。日本で2030年までに2700万人(労働人口の約半数)が転職を強いられる可能性があるとの試算がそれを物語っている。

 

記事を読んで妙に納得したのが、当たり前だがAIは疲れないという点。四六時中学習を続けることが可能なAIの得意分野で勝負すれば敗北するのは目に見えている。今一度自分の仕事内容を確認して、機械に代替されるものなら早めに舵を切った方が良いかもしれない。ゴールドマンサックスの株式トレーダーが600人から2人になったくらいなわけだから。

 

自分が身を置く会社は一般には名が知られた企業ではあると思うが、残念ながら先鋭的な技術に関して先進企業の後塵を拝していると言わざるを得ない。アマゾン、グーグル、マイクロソフトIBMと言ったリーディングカンパニーに対して、いかにして追い付き、どうやって差別化していくかが課題になると思う。会社が何とかしてくれるものでもないので、自分なりに学習して、AIを使う側の立場で何か価値が提供できないか考えていく必要がありそうだ。

時事21

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180201-00000091-dal-ent

 

親が社会的責任を問われるのはいつまでだろうか。成人するまでという意見は間違っていないとは思う。見極めが難しいのは、成人になるまで道徳的な教養を受けてこなかったことが犯罪に手を染める可能性に寄与しているかどうかという点。不遇な家庭環境が非行に及ぶことは統計上からも知れた話で、例えば極端な話、両親が離婚して、親は子供そっちのけで遊び歩いて、さらに家に帰っては虐待され、といった環境で育った人間が犯罪に及んだときに、果たして親に社会的責任が無いといえるのだろうか。

 

今回の件に関して、大竹まこと氏が子供とどう接してきたのかわからないので何とも言えないが、必ずしも親の道義的責任は問う必要がないといった論調には疑問符が付く。

 

ただ、じゃあマスコミの前で記者会見する必要があるかと言ったら、そんなことはない。親が果たすべき責任は子供が更生できるまでサポートし続けること。そのためには、これまで以上に子供と向き合う必要が出てくるはず。その過程において辛い現実に直面することもあると思うが、それは過去にしっかりと向き合わなかったツケが回っただけの話。家族に対して反省すれば良いのであって、やはりマスコミで釈明する必要性は感じないのである。

 

 

書籍3

ドラッカー 5つの質問  山下淳一郎

 

ブログを始めた元々の理由は読書した後に言語化することで自分の頭を整理するためであった。ところが去年はほとんどと言っていいほど本を読むことができなかった。理由の1つに、英語と資格取得のための学習で時間が確保できなかったことがある。英語は今年も頑張りたいが、資格勉強は一旦お休みするので去年よりは時間が取れる見込み。目安として月2冊程度、ジャンルは問わず、読書に励みたい。

 

で、今年の1冊目。ドラッカーを扱った書籍は数多くあると思うが、その中で気になったものが本書。ちなみに、この手の本は良い感じでポイントを汲み取ってくれている反面、著者のバイアスがかかっていたりするので、本来は一次的な情報、つまり、ドラッカーの原書にトライすべきとは思うものの、アマチュアの自分としてはまずは入りということで良しとしたい。

 

読んでみて今の自分に一番刺さったのは、第2の質問と第3の質問。「われわれの顧客は誰か」と「顧客にとっての価値は何か」の2点。ビジネス3にも書いた通り、見方を変えれば必ずしも目の前の顧客が全てではないということ。そして顧客が提供する価値を理解すること、顧客が我々に求めている価値を理解することが重要。もし顧客が我々にコストを求めているなら、それからの脱却を図るような付加価値が提供できるようにならないといけないと述べたのが前回。

 

9つの問いの中に1つ非常に重要な問いがある。

「わが社が提供しうる製品やサービスのうち、本当に重要な満足を提供しているものは何か」

要は顧客のニーズを把握できているかを問われているに過ぎないが、経営層はともかく、果たして部課長はたまたその下のクラスの人間がどれだけこのことを理解してビジネスができているか。

 

当たり前の話ではあるが、これらの思想はプロモーションしてから身につけるのでは遅いので、今のうちからしっかりと自分の考えを整理していきたいとと思う。

 

 

ビジネス3

 日経ビジネス No1924

ダイソンが見たEV大競争

 

時事20で付加価値の向上を説いたが、参考になる企業がダイソン。ともすれば、価格競争に陥りそうな家電業界において、独自の価値を提供することで他の家電メーカーとは異なるポジションを築いたと思う。そんなダイソンが自動車業界に参戦する話が本号の特集だが、それは置いておいて、彼らの開発手法に着目。1つはdesign、build、test、breakの繰り返し。もう1つは、開発を始める前に製品の根源的価値を考え直すという点。これらがイノベーティブな製品を作り出す原動力になっている。

 

IT業界で言えば、前者はシステム納入先のお客様があってのことなのでなかなか実践しにくいと思うが、後者は是非取り入れてみたい考え方である。例にも記載があるように、ドライヤーを開発するにあたって、どうすれば良くなるか?ではなくて、ドライヤーがこの世に無かったらどうなるか?を考える。この点について自分なりに見出したことは根源的価値を問うことよりも、モノの見方を変えるということ。つまり、自分の業界に置き換えると、目の前のお客様だけでなくお客様から見たお客様、つまり消費者や商品を売ってくれる代理店など、その先にいるプレイヤーを見据えることで、お客様の価値観に寄り添えるようになり、これまでとまた違った価値を提供できるようになるのではないかと思った次第である。

 

今後もイノベーションを起こしている企業に着目して、自分の視野を広げていきたい。

 

 

音楽6

ケンドリック・ラマー  Damn. 

 

先に行われたグラミー賞ブルーノ・マーズが主要な賞を獲得したが、個人的に注目していたのはヒップホップ新旧キング対決。(旧は失礼かな)結果としてはケニーに軍配が上がった形になったが、それはあくまでも他人の評価。やはり、自分の耳で確かめねばということでdamn.を購入。リリックの解説はいろんなサイトで行われているので、特に触れるつもりはなく、最初に聞いた感想を一言で表すなら、衝撃という言葉以外に見当たらない。前作pimp〜ほどの重厚感はなく、作品としてかなり完成度の高いものになっているのではないか。なので、自分の中の評価においても言わずもがなであった。

 

もはやケンドリックはヒップホップのみならず、アメリカを代表するスターにまで登りつめてしまった。出すアルバムが軒並みチャートトップを獲得。それでもキングの称号に飽くことなく、彼を突き動かす力の源泉となっているであろう社会に対する怒りや、自尊心、虚栄心、生い立ちに対するコンプレックスなどは変わることなく、そして今回のアルバムはそれらがあまり内向きになることなく良いバランスで洗練されていて、そしてそして間違いなく2017年のベストアルバムと断言できる仕上がりになっている。

 

もう少し早く買っておけばよかったと後悔。

服飾19

今年度に購入予定のモノを整理する。

  

・ビジネス用のレザーシューズ

革靴を一足テコ入れしたいと考えている。アレンエドモンズのパークアベニューか、クロケットのコベントリーか。はたまた、ダークホースでオールデンのロングウィングか。第1希望はパークアベニューだが、トレーディングポストは値段が高いので悩みどころ。

 

・デニムシャツ

久しぶりにデニムシャツを着てみたいと思っている。が、どうも最近はシャンブレーの方がよく出回っているようで、なかなか良いものが見つからない。あとはボルゾネッラに見るようなイタリアのメーカーによるデニムシャツもあるが、これはパス。昔着ていたプラス別注のラングラーのような粗野な感じが理想的。

 

・カジュアル用のレザーシューズ

オールデンのサービスシューズを手放して、代わりの短靴を購入することを検討中。候補はラッセルモカシンのフィッシングオックスフォードかトリッカーズのバートンか。米か英か。昔はアメリカ一辺倒だったが、最近はブリティッシュなスタイルも気になっている。と言ってもガチガチではなく、普段の格好に少し足す程度。トリッカーズのブローギングシューズが良いアクセントになってくれそうな気がする。

 

上に挙げた3点は予算に組み入れるとして、あとは予定外のものにどれだけ積むか。これは毎年同じことを言っているが、なるべく節制したいと考えているのでとりあえずは5万程度で構えておく。

 

時事20

https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/politics/amp/180122/plt1801220033-a.html

 

施政方針演説。

 

働き方改革について言っていることに間違いはないし、はびこった慣習を打ち破れるよう是非断行してもらいたいとも思う。しかし、社会政策に留まらず成長戦略でもあるというくだりについては疑問符がつく。

ワークライフバランスを確保して生きがいを感じるようになったら能力が発揮できるとも限らないし、そもそもワークライフバランスを確保する具体的な策もない。

 

働き方改革とは何か?

労働時間の削減&生産性向上のセットで語られることが多いが、自分は営業力の向上も加えるべきだと考えている。もう少し適切に表現すると付加価値の向上。

 

https://bowgl.com/2017/06/23/labor-productivity/

このサイトにもあるように、生産性には2つの考え方があるように思う。一つがよく言われるところの労働力によって生み出されるアウトプットに基づいた生産性。プログラム総ステップ数を人数で割ると算出されるもの。もう一つは、簡単に言ってしまえば稼いだ額を頭数で割ると算出されるもの。ここでは稼いだ額を付加価値と言っている。IT業界の用語で言えば人月単価と言ってもいいかもしれない。

 

つまり、何が言いたいかというと、後者の付加価値を最大化することも考えないといけないということ。日本企業はすぐに値下げに応じて価格競争に陥ってしまうきらいがある。極端な話、本来10人ですべき仕事を、目先の受注にとらわれて値下げ合戦に応じて5人で仕事をしてしまっている状況。もちろん2倍の生産性で10人分の仕事をこなせば問題ないわけだが、そんな簡単な話でもない。自分が身を置くIT業界ではプロジェクト単位で人が集まってくるので、その中には頭数を揃えるためだけに呼んだような海のものとも山のものともわからないような輩がいる中で生産性の見通しが明るくないことは容易に想像がつく。結局のところ、労働時間でカバーするしかなく、これがこの業界の現状だと思う。

 

では、値下げ合戦に応じないとどうなるか。不況期には当然のごとく雇用調整が必要になってくるだろう。ただ、日本企業は雇用確保という社会的役割を担っている面?もあり、簡単にはリストラできない実情がある。なので、どうしても目先の売上を取りに行かざるを得ない。国際的に見て生産性が低いと言われる所以は、これが原因なのではとも思っている。前に米系外国資本の会社にいた時、リーマンショックの際に速やかに人員整理をしていたが、これは日系企業では追い込まれでもしない限りなかなかできるものではない。

 

では、どうすれば付加価値を向上できるか。これについては今のところ解なし。とりあえずは今年度の自分への課題としたい。