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読書1(新所得倍増論)

仕事をする限り避けられない「生産性」という言葉。この本は、日本の生産性の低さを指摘して生産性を上げれば所得が増えることを述べている。

生産性とはなんだろうか?
普通に考えればインプットとアウトプットの比率になるであろう。例えば、かけたコストに比して生産量が大きければ大きいほど、それは生産性が高いということになる。
ただ、アウトプットは量だけでなく質も重要。私が身を置くIT業界では、プログラムステップ数を使ったりするが、下手なプログラマーが作ればステップ数はいくらでも大きくなる。他にも難易度が高い課題ばかりを解決する人も生産性が高いと言えるのではないだろうか。その辺りを定量的に評価するのは難しいので、結果として生産性向上運動も作業レベルの改善に終わることが多い。

日本の労働時間は欧米に比べると長い、というのは良く言われる話で、果たして一体なにが違うのだろうかと前々から疑問に思っていた。欧米人と働いたことがあるが特段能力に差があるとも思えない。結局のところ、日本人の生産性の低さは無駄な作業に起因するところが大きいと思う。会議、管理資料は最たる例ではないだろうか。もう一つは、長く働いた人間が頑張っていると評価される文化。先に述べた仕事の質で評価されないので、どうしても量で評価する文化が根強く残っていると思われる。

何れにせよ、漠然と色々思うことはあるわけで、それらの疑問に対する解が少しでもあればという気待ちで本書を手に取ってみた。次回以降内容に触れていきたいと思う。