音楽6

ケンドリック・ラマー  Damn. 

 

先に行われたグラミー賞ブルーノ・マーズが主要な賞を獲得したが、個人的に注目していたのはヒップホップ新旧キング対決。(旧は失礼かな)結果としてはケニーに軍配が上がった形になったが、それはあくまでも他人の評価。やはり、自分の耳で確かめねばということでdamn.を購入。リリックの解説はいろんなサイトで行われているので、特に触れるつもりはなく、最初に聞いた感想を一言で表すなら、衝撃という言葉以外に見当たらない。前作pimp〜ほどの重厚感はなく、作品としてかなり完成度の高いものになっているのではないか。なので、自分の中の評価においても言わずもがなであった。

 

もはやケンドリックはヒップホップのみならず、アメリカを代表するスターにまで登りつめてしまった。出すアルバムが軒並みチャートトップを獲得。それでもキングの称号に飽くことなく、彼を突き動かす力の源泉となっているであろう社会に対する怒りや、自尊心、虚栄心、生い立ちに対するコンプレックスなどは変わることなく、そして今回のアルバムはそれらがあまり内向きになることなく良いバランスで洗練されていて、そしてそして間違いなく2017年のベストアルバムと断言できる仕上がりになっている。

 

もう少し早く買っておけばよかったと後悔。