ビジネス3

 日経ビジネス No1924

ダイソンが見たEV大競争

 

時事20で付加価値の向上を説いたが、参考になる企業がダイソン。ともすれば、価格競争に陥りそうな家電業界において、独自の価値を提供することで他の家電メーカーとは異なるポジションを築いたと思う。そんなダイソンが自動車業界に参戦する話が本号の特集だが、それは置いておいて、彼らの開発手法に着目。1つはdesign、build、test、breakの繰り返し。もう1つは、開発を始める前に製品の根源的価値を考え直すという点。これらがイノベーティブな製品を作り出す原動力になっている。

 

IT業界で言えば、前者はシステム納入先のお客様があってのことなのでなかなか実践しにくいと思うが、後者は是非取り入れてみたい考え方である。例にも記載があるように、ドライヤーを開発するにあたって、どうすれば良くなるか?ではなくて、ドライヤーがこの世に無かったらどうなるか?を考える。この点について自分なりに見出したことは根源的価値を問うことよりも、モノの見方を変えるということ。つまり、自分の業界に置き換えると、目の前のお客様だけでなくお客様から見たお客様、つまり消費者や商品を売ってくれる代理店など、その先にいるプレイヤーを見据えることで、お客様の価値観に寄り添えるようになり、これまでとまた違った価値を提供できるようになるのではないかと思った次第である。

 

今後もイノベーションを起こしている企業に着目して、自分の視野を広げていきたい。